日韓国交正常化60周年

令和7年12月18日
1 1965年12月18日、「日本国と大韓民国との間の基本関係に関する条約」が発効し、日韓両国の国交が正常化しました。本18日は、日韓国交正常化60周年の一つの節目の日に当たります。

2 日本と韓国は、互いに国際社会の様々な課題にパートナーとして協力すべき重要な隣国です。現下の戦略環境の下、日韓関係の重要性は一層増しています。

3 この60年間、日韓間では、様々な交流・協力が積み重ねられてきました。政治・経済・文化といった幅広い分野で、両国間の連携は着実に進展しており、近年では新たな広がりも見せています。

4 特に、現在の良好な日韓関係を支えているものの一つは、国民間の交流です。外務省では、本年1年間、国交正常化60周年を記念して、「両手を携え、より良い未来へ」というキャッチフレーズの下、日韓双方の民間団体や企業等が実施する様々な交流事業を周年記念事業として認定してきました。現在までに、日韓両国で認定・実施された事業数は、500件を超えています。今や、特に若い世代において、自然な形で、日韓交流が行われるようになりました。

5 今後とも、この60周年という機会を通じて育まれた日韓両国の交流の輪が、大きく広がっていくことを期待します。

6 国交正常化60周年のその先へ。日韓関係を未来志向で安定的に発展させていくべく、「シャトル外交」の実施を含め、引き続き両政府間で緊密に意思疎通を続けていきます。
 

(参考)

日韓国交正常化60周年記念事業一覧