일본의 새소식

578호


문화 사업┃수상작 소개

제18회 한일교류 말하기 대회

韓国人と日本人の情
그랑프리 수상자 강솔

그랑프리 수상자 강솔



韓国には、「いとこが土地を買えば腹が痛む」ということわざがあります。いとこって、家族みたいに近い関係で、嬉しいことがあったら一緒に喜ぶべきだと思いますが、このことわざでは、親しい血縁関係でも嫉妬をしています。土地を買ったいとこも、相手がうらやむような話をしなければいいのに、わざわざ話さなくていいことを言ったせいで感情的にぶつかります。このように韓国人は、人に必要以上で興味があり、良い意味でも、悪い意味でも、相手と交わろうとします。反対に日本人は、自分の私生活に関する話を避けようとしていると、韓国では思われていますが、そのような態度は「人に無関心だな」とみられてしまいます。

しかし、以前、日本へ旅行した時、韓国人のそういう思いは偏見なのではないかと思った経験をしました。日本語が下手だった当時の私は、看板や表示板に書いてある日本語が読めなくて、長い間同じ場所で道に迷っていました。私も多くの韓国人と同じように、周りにいるみんなが私に関心がないと思って気安く助けを求められなかったです。でも、その時おじいさんが近づき、地図を見るのを手伝ってくれました。おじいさんだけでなく、その様子を見ていた別のおばさんまで、わたしの目的地を探してくれました。また別の日は街の小さな居酒屋へ行ったのですが、日本語のメニューが読めなくて慌てていた私を見た店長が、注文もしていないのに先に串揚げを一つくれました。その店長はずっと笑顔で私に話かけてくれました。私が聞き取りができないことを心配したのか、後からは直接翻訳機を使ってくれました。旅行が終わる最後の日には、出勤時間の電車に乗って空港へ行かなければなりませんでした。足の踏み場もない満員電車が続けてきて、たくさんの荷物を持っていた私はどの電車にも乗ることができず見送るしかありませんでした。その時、困っている私を遠いところから見つめていた駅員さんが走ってきて、手伝ってくれました。次の電車が来た時、大声でその当時の私には聞き取ることができなかったある言葉を繰り返してくれました。するとドアの前にいた乗客たちは、車内がすでに動く隙間もないのに、どうにかして席を空けて私が乗れるように手伝ってくれました。おかげで、私は飛行機の時間に間に合いました。このようにして旅行で会った人々に感じたありがたさと感動を未だに忘れられないです。

韓国人には、日本人は秩序をまもり、マニュアルどおりに行動しているというイメージが強いです。共同体の中で規則を重んじる特性が、もしかしたら韓国人には相手への距離感として感じられているのではないかと思いました。でも私は日本旅行中に、日本人に親切と暖かさを感じ、無関心ではなく、韓国人の俗に言う「情」とは少し違うまた別の「情」を知ることができました。私もそうですが、韓国人は一瞬に通り過ぎるささやかな繋がりを「情」として大切にしようとします。そして私は日本旅行を通じて日本人にも韓国人と同じような豊かな情があることを学び、それで日本と韓国は実はよく似ているのではないかと思いました。韓国を誤解している日本人や、日本を誤解している韓国人がいたら、私が経験したこの両国の 「情」 に対する話をしてあげたいです。私にとって、とても大切な両国の繋がりがこれからもずっと続いてほしいです。

ご清聴、ありがとうございました。