本年8月19日付大韓民国外交部口上書への回答について
令和元年8月27日
2019年8月27日,当館西永知史公使が韓国外交部を往訪し,東京電力福島第一原子力発電所の処理水の問題に関し,我が方の立場につき,
申し入れたところ,その概要は以下のとおり。(その際,併せて我が方より口上書を発出。)
1 8月19日付口上書に記載された質問に関し,日本国政府作成の回答を別添として手交する。
(右回答の内容は以下のとおり)(https://www.meti.go.jp/press/2019/08/20190827005/20190827005.html)
2 2019年9月4日,日本国外務省において,東京電力福島第一原子力発電所の処理水に関する在京外交団等への説明会を開催することとし,
在京韓国大を含むすべての在京大使館に案内をすでに発出したところ。
3 我が国は,本件に関して,科学的根拠に基づいた措置を,責任を持ってとっており,韓国政府に対し,本件を含む種々の案件に関する対外発表は,
事実に基づいて行われること,また,同国政府がとる措置は科学的根拠に基づくべきであることの重要性を強調する。
4 8月19日の当館公使による韓国外交部への往訪は,同外交部報道資料において,「召致・協議」とされているが,東京電力福島第一原発の処理水に
関する我が方の立場を申し入れるため,今回も含め,召致としてではなく,大使館が我が方の求めにより往訪したものである。同日韓国側がかかる発表を
行ったことにつき韓国外交部に抗議する。
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