韓国入国の際の査証(ビザ)免除措置の再開
○2022年10月19日、韓国政府は、同年8月4日から10月31日までの期限付きで実施していた日本人に対する査証(ビザ)免除措置を、同年11月1日以降、全面的に再開することを発表しました。これにより、日本人が観光や知人訪問、商用等、90日以内の短期滞在目的で韓国に入国する場合には、ビザを取得する必要がなくなります。
○ただし、ビザなしで韓国に入国する際には、入国前(航空機・船舶搭乗の72時間前まで)に予め「電子旅行許可制(K-ETA)」への登録申請を行い、許可を得る必要があります(留学等、ビザを取得する場合にはK-ETAへの申請は不要です)。
【参考】K-ETAとは、米国のESTA制度のように、韓国に無査証で入国が可能な国(地域)籍者を対象として、出発前に事前にK-ETAホームページ(またはモバイルアプリ)にアクセスし、人定事項や旅行関連情報を入力して旅行許可を受ける制度です。有効期間は2年間または旅券の有効期間満了日の何れか早い日まで(有効期間内は繰り返し使用可能)、申請手数料は韓貨1万ウォン。
○韓国入国前には、「検疫情報事前入力システム(Q-code)」にアクセスし、人定事項や滞在情報、検疫に関する情報を事前に入力しておくと、入国時の検疫がスムーズになります。なお、現在、韓国入国に際しては、ワクチン接種の有無にかかわらず、入国時にPCR検査の陰性証明書を提出する必要はなく、また、入国後のPCR検査や自宅等での待機期間もありません。
○韓国に旅行される場合は、感染予防対策のマスク着用や消毒、密な場所を避ける等は当然ですが、万一の感染等による延泊に備え、余裕をもった旅行日程を組むと同時に、新型コロナウイルス感染を補償できる海外旅行保険にも加入されることを強く推奨します。