【韓国入国に関する事項】
韓国中央災難安全対策本部による発表(海外入国者の交通支援状況)
〇 韓国中央災難安全対策本部は,17日,丁世均本部長(国務総理)の主宰で政府ソウル庁舎映像会議室において各中央省庁及び17の市・道と共に,海外入国者交通支援の現況などについて発表しました。その内容は以下のとおりです。
海外入国者の交通支援状況
□ 中央災難安全対策本部は,3月22日(日)から海外入国者が仁川空港から地域まで移動する間,感染症の感染拡大を防止するため交通支援対策を立てて施行していると発表した。
〇 海外入国者に対しては,乗用車の帰宅を積極的に誘導するが,乗用車の利用が難しい場合は専用空港バスとKTX(高速鉄道)の専用車両を利用することになっており,空港鉄道と市内バスの利用は禁止している。
- 首都圏は専用空港バス(1日平均117回)によって38の地域拠点まで移動し,長距離地域は専用シャトルバスで光明駅まで移動した後,KTX(専用車両、1日45回)により拠点駅まで移動すると地方自治体が地域拠点から保健所,自宅等最終目的地までの移動を支援している。
〇 また,海外入国者による感染症の拡散がないよう防疫措置を強化した海外入国者専用タクシー*を運行しており,本日から深夜時間帯(22時~07時)の国際線航空便の到着時間をKTX及び空港バス利用が可能な時間帯(05時~20時)に調整し,仁川空港に長時間待機する不便がないようにする計画である。
〇 *①海外入国者と一般人用に乗車場を分離し,②防疫措置タクシー(ビニール仕切りまたは防護服の着用等)のみ海外入国者用の乗車場に進入するよう制限
□ 中央災難安全対策本部は,「海外入国者のうち乗用車やタクシーの利用比率が平時より約1.5倍ほど増えたことから海外入国者もなるべく他の国民と接触しないよう努めているようだ」と述べ,今後も海外入国者の輸送支援に問題がないよう徹底的に管理していく計画だとした。
* 海外入国者の交通機関別利用状況(4月1日~4月15日、計71,862人):乗用車+タクシー60%(43,104人),専用空港バス19.8%(14,265人),シャトルバス及びKTX15.4%(11,051人),貸切バス3.6%(2,611人),その他1.2%(831人)の順
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