米国発入国者に対する防疫管理の強化(中央災難安全対策本部)
韓国中央災難安全対策本部は、12日、丁世均本部長(国務総理)の主宰で政府ソウル庁舎映像会議室において各中央省庁及び17の市・道と共に、米国発入国者に対する防疫管理などについて発表しました。その内容は以下のとおりです。
〔米国発入国者の防疫管理強化〕
□ 4月13日午前0時から米国発入国者に対する防疫管理を強化する。
○ 従来は米国発入国者の場合、有症状者は空港で診断検査を行い、その他自宅隔離または施設隔離で症状が発生した場合に、診断検査を実施していた。
○ 海外流入の累積確定患者のうち、米国発入国者が占める割合は37.6%で、直近2週間ではその割合が49.7%に高まるなど米国発入国者に対する管理を強化する必要性が高まっている。
* 海外流入累積912人のうち、米国発343人(37.6%)(4月12日0時基準)
- 最近2週間の海外流入459人のうち、米国発228人(49.7%)(4月12日午前0時基準)
○ このため、4月13日0時から米国発入国者(韓国人、長期滞在外国人)に対し、自宅隔離後3日以内にすべて診断検査を実施する。
○ 中央災難安全対策本部は、海外流入患者と海外流入による感染事例が増加しているので、自宅隔離時には自宅隔離生活規則を必ず守るよう呼びかけた。
○ 自宅隔離中は感染・伝播防止のため、隔離場所以外には外出が禁止される。また、家族間の感染を防ぐため、独立した空間で一人で生活し、個人の物品を使用することとし、家族または同居人と接触してはならない。
○ 自宅隔離対象者と同居する家族にもできるだけ触れないよう、ドアノブ、浴室器具等手足の多い場所の表面はよく拭き、石鹸で手をよく洗う等、感染予防のため、自宅隔離者の家族同居人生活規則を遵守しなければならない。